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LALAごうだ歯科矯正歯科ブログ

根管治療はどんなことをするの?流れと費用、痛みについて

根管治療はどんなことをするの?流れと費用、痛みについて

「根管治療ってどんなことをされるの?」 「痛みはあるの?」
根管治療は「痛そう」 「回数が多い」 といった印象から、不安を感じる方が多い治療の一つです。
本コラムでは、根管治療の流れや費用、痛みの有無について丁寧に解説します。安心して治療を受けるためにも、ぜひご参考にしてください。

根管治療とは?

根管治療とは、虫歯菌が歯髄(歯の神経)にまで達してしまった場合に行う歯の内部の治療です。歯髄が感染すると、安静にしていても激痛を感じることがあります。
根管治療は、感染した歯髄を取り除いたあと、根管を丁寧に洗浄・消毒し、再び感染しないように薬剤を充填して封鎖する処置です。根管治療が完了したら、削った部分に被せ物などの補綴処置を行い、噛む力や見た目の美しさを取り戻します。
根管治療により、重度の虫歯でも抜歯せずに残せるようになりました。ただし、痛みが治まったように感じても、最後まで治療を受けきることが再発予防のポイントとなります。

根管治療の流れ

当院の精密根管治療の流れについてご紹介します。

診察、検査
麻酔
虫歯と感染した歯髄の除去
洗浄
消毒
薬剤充填
補綴処置

虫歯の進行度や症状によっては、治療が数回にわたることもあります。
歯髄を取り除いた歯は痛みを感じにくくなり、虫歯が再発しても発見が遅れがちになるというリスクがあります。また、歯髄がない歯は通常の歯に比べて脆くなるため、欠けたり割れたりしやすくなる点にも注意が必要です。

根管治療後は、再発や歯根破折を防ぐために、丁寧なブラッシングを心掛けましょう。加えて、歯科医院での定期検診を受けることで、虫歯やトラブルの早期発見・早期対応が可能になります。

根管治療の費用相場

根管治療は、保険診療と自費診療のどちらでも受けられます。それぞれの費用相場をご紹介します。

・保険診療(3割負担の場合):2,000~10,000円
・自費診療:40,000~150,000円

保険診療では、使用できる材料や機器、治療時間に制限があるため、1回あたりの処置時間が短くなり、通院回数が多くなる傾向があります。
一方、自由診療では1回ごとの治療時間を長く確保できるため、保険診療よりも効率良く治療を進めることができます。短期間で根管治療を終えたい方や、頻繁に通院するのが難しい方は、自由診療を検討してもよいでしょう。

根管治療にともなう痛み

根管治療は局所麻酔下で行うため、治療中はほぼ痛みを感じることはありません。
ただし、急性期の場合や麻酔が効きづらい体質の場合は、治療中に痛みが生じる恐れがあります。また、根管治療後、歯髄の取り残しや歯根膜の炎症により、痛みが起こる可能性もあります。

根管治療後、痛みが長引く場合や徐々に悪化する場合、激痛がある場合は、速やかに歯科医院を受診しましょう。

根管治療にともなう痛みの原因とその対処法について詳しく知りたい方は、次のコラムもあわせてご覧ください。
根管治療は痛い?痛みが続く原因と対処法を歯科医師が解説

根管治療は、歯を残すための大切な処置です。治療の流れや期間は虫歯の程度や症状によって異なり、保険診療と自由診療でも差があります。ただし、どの根管治療を受けた場合であっても、再発予防のためのケアは欠かせません。

当院では精密根幹治療を提供しております。治療内容や通院回数に関してご不安がある場合は、お気軽にご相談ください。

 

Q1:根管治療の通院回数や治療期間の目安は?
A1:根管治療は数回にわたって行う必要があります。症状や口腔内の状況にもよりますが、治療完了まで2~5回程度の通院が必要となります。治療期間の目安は1~2ヶ月程度です。

Q2:根管治療後の注意点はありますか?
A2:神経を取った歯は脆く、虫歯になっても痛みを感じにくくなっています。硬いものを噛むのはなるべく避け、毎日のブラッシングと定期的な歯科検診でメンテナンスを続けてください。

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