初めての矯正治療には、誰もが不安を感じるものです。
「装置を付けた後の生活はどう変わる?」 「通院の頻度は?」 「本当に歯並びはきれいになる?」
患者さまから日々さまざまなご質問をいただきます。
ワイヤー矯正は初診から保定まで8つのステップで進行します。各ステップで何を行うのか、どのような変化が起こるのか事前に把握しておけば、不安は大きく軽減されるでしょう。
当院では「思っていたより痛くなかった」 「意外と早く慣れた」 という声も多くいただいています。
本コラムでは、ワイヤー矯正の基本的な流れを丁寧に解説します。さらに、当院で取り扱っている3種類のワイヤー矯正(表側・裏側・部分矯正)の特徴と選び方についてもご紹介します。
ワイヤー矯正の治療の流れ
一般的なワイヤー矯正の治療の流れをご紹介します。
初診・カウンセリング
精密検査
治療計画の立案・説明
術前処置
矯正装置の装着
定期検診
矯正装置の取り外し
保定
ワイヤー矯正では、装置を装着する前にいくつかのステップを踏みます。
カウンセリングと精密検査にもとづいた治療計画の立案後、患者さまに説明を行います。患者さまの同意を得られたら、虫歯や歯周病の治療、歯石の除去など必要な術前処置を行い、いよいよ矯正装置の装着に進みます。
ワイヤー矯正は、歯の表面にブラケットという小さな装置を装着し、そこにワイヤーを通して歯を少しずつ移動させていく治療です。装着直後は軽い痛みや違和感、圧迫感などをおぼえることがありますが、通常は数日で慣れていきます。
装置をつけたあとは定期的に通院し、ワイヤーの調整を行います。歯が理想の位置に移動したら、ワイヤーとブラケットを取り外し、リテーナーと呼ばれる装置を用いて歯並びを安定させる「保定」 期間に移ります。
ワイヤー矯正に限らず、矯正治療は装置を外して終わりではなく、保定までが重要なプロセスです。
当院で取り扱っているワイヤー矯正の種類
当院では、以下3種類のワイヤー矯正を取り扱っています。
▼表側矯正(唇側矯正)
歯の表面にブラケットを装着し、ワイヤーで力をかけて歯を動かす、最も一般的な矯正方法です。
金属製の装置が一般的ですが、当院では白や透明の目立ちにくい装置も取り扱っているため、審美面にも配慮しながら治療を進められます。幅広い症例に対応でき、比較的費用を抑えやすい点も特徴です。
▼裏側矯正(舌側矯正)
矯正装置を歯の裏側に装着する方法で、治療中の見た目が気になる方におすすめです。
表側矯正よりも専門的な技術が必要になるため、費用が高額になる傾向があります。
▼部分矯正
前歯など限られた歯のみを対象とする矯正治療です。全体矯正と比べて短期間・低コストで歯並びを改善できますが、噛み合わせ全体の調整には向きません。
当院では、患者さまの口腔内の状態を確認し、ご希望をうかがったうえで、最適な矯正方法をご提案しております。ワイヤー矯正をご検討中の方は、まずはお気軽に当院までご相談ください。
Q1:LALAごうだ歯科矯正歯科では、ワイヤー矯正以外の矯正方法も取り扱っていますか?
A1:はい、マウスピース矯正を取り扱っております。
Q2:ワイヤー矯正の治療期間や費用が気になります。
A2:矯正期間や費用については、患者さま一人ひとりの口腔内の状況や全身状態によって左右されます。当院では歯科医師が実際に患者さまの状態を確認したうえで、最適な治療法や治療期間・費用の目安をご説明しております。まずはお気軽にご来院ください。