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LALAごうだ歯科矯正歯科ブログ

矯正治療中のストレスやつらさを軽減する方法

矯正治療中のストレスやつらさを軽減する方法

「歯列矯正を始めたけれど、思っていた以上にストレスを感じる……」
「このつらさは矯正が終わるまで続くの?」

矯正治療中の方のなかには、このような気持ちを抱えている方も多いのではないでしょうか。
歯列矯正は歯並びや噛み合わせを整えられる治療ですが、治療期間が長いことや、痛み・食事の制限・見た目の変化などにより、精神的・肉体的な負担がかかります。
本コラムでは矯正治療中にストレスやつらさを感じやすい原因と、軽減する方法について解説します。

矯正中にストレスやつらさが生じやすい理由

矯正治療中のストレスやつらさは、以下のようなさまざまな原因で起こります。

▼矯正装置そのもの
ワイヤー矯正の場合、装置が舌や粘膜に当たることで痛みや違和感が生じやすく、ストレスにつながります。

▼矯正中の見た目
会話や笑った時に矯正装置が見える矯正方法の場合、見た目が気になってしまい精神的な負担につながるケースもあります。

▼日常生活の制限
矯正中は、会話や食事のときにも不自由を感じやすい傾向があります。特にワイヤー矯正の場合、飲食物の制限や、食べ物が装置に挟まりやすいことも日常生活のストレスとなります。

▼オーラルケアの難しさ
矯正中は虫歯や歯周病を防ぐため丁寧なオーラルケアが求められますが、それを負担と感じる患者さまもいらっしゃいます。特に矯正装置を取り外せないワイヤー矯正は磨き残しが多くなりやすいため、注意が必要です。

▼治療期間・治療費用
矯正治療は数年単位に及び、費用も全額自己負担となります。長期的な負担もストレスやつらさを感じさせる原因の一つです。

このような要因が重なるため、矯正中はストレスを感じやすい状況といえます。

矯正中のストレスやつらさの軽減方法

できるだけ快適な矯正生活を送るための方法をご紹介します。

▼矯正装置の検討
歯並びや噛み合わせの状態、ライフスタイルなどに応じて、一番あなたに合った矯正方法を検討しましょう。

▼矯正装置の適切な使用
矯正装置は正しく使用してこそ効果を発揮します。特にマウスピース矯正では、自己判断で中断してはいけません。装置の破損のほか、異常や違和感をおぼえた場合には、速やかに歯科医師に相談することが大切です。

▼補助清掃用具の活用
日々のケアではタフトブラシやデンタルフロスなど、歯ブラシ以外の清掃用具を活用しましょう。口腔内を清潔に保ちやすくなります。

▼食事の工夫
硬いものや粘着性のある食べ物は避けましょう。食材を小さく切ることも有効です。また、意識的に良く噛んで食べることで唾液の分泌も促せます。

▼ストレス解消
音楽や運動など、自分に合ったストレス発散方法を取り入れましょう。矯正によるストレスを解消するだけでなく、心身のバランスを保ちやすくなります。

矯正中のストレスは完全には避けられませんが、工夫次第で大きく軽減することができます。快適な治療を続けるためにも、つらさを我慢しないことが大切です。

当院では、患者さまのライフスタイルや歯並び、噛み合わせに合った矯正方法をご提案しております。矯正治療を検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。

 

Q1:矯正治療でストレスを感じやすい時期はいつですか?
A1:個人差はありますが、矯正装置の装着直後や調整直後に痛みや違和感、ストレスを感じやすくなります。

Q2:ストレスが治療に影響を与えることはありますか?
A2:はい、あります。ストレスによる唾液分泌の低下、免疫力の低下などにより、虫歯や歯周病が生じると、計画どおりに治療が進まない場合があります。また、歯ぎしりや食いしばりによって矯正装置が破損したり、歯が破折したりすることもあります。

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