Blog

LALAごうだ歯科矯正歯科ブログ

ワイヤー矯正中に痛くなってしまったときの対処法と原因

ワイヤー矯正中に痛くなってしまったときの対処法と原因

ワイヤー矯正の治療中に痛みを感じることは珍しくありません。
本コラムでは、ワイヤー矯正中に痛みが生じる主な原因と対処法を解説します。痛みの原因と対処法を知ることで、痛みが生じた場合にも焦らず適切な対処が可能になります。
ワイヤー矯正に対する不安を和らげるためにも、ぜひご参考にしてください。

ワイヤー矯正中に痛みが生じる原因

ワイヤー矯正の治療中に歯の痛みや違和感を覚えることがあります。
はじめて矯正治療を受ける方にとっては、「この痛みは大丈夫なの?」 と不安になることもあるかと思います。
このコラムでは、ワイヤー矯正中に痛みが出やすいタイミングやその原因、そしてご自宅でもできる対処法について、わかりやすくご紹介しています。

矯正器具による痛み

ワイヤーやブラケットが触れることにより、口内の粘膜や舌が傷つき、痛みや口内炎を引き起こすことがあります。特にワイヤーの装着直後や調整後数日間にわたり生じやすい痛みです。

歯の移動にともなう痛み

ワイヤー矯正では歯に圧力をかけて、骨の吸収と再生を促し、歯を移動させていきます。そのため、歯科医院でのワイヤー調整後、歯の移動にともなう痛みが出ることがあります。
調整から数時間で痛みが出始め、36時間前後で痛みのピークを迎えます。その後徐々に痛みは落ち着き、1週間ほどでなくなることがほとんどです。矯正治療の進行とともに、この痛みを感じる頻度も低下していきます。

ワイヤー矯正で歯が移動する仕組みについて詳しく知りたい方は、次のコラムもあわせてご覧ください。
ワイヤー矯正で歯が動く仕組みとは?歯が動く原理を解説

咀嚼にともなう痛み

歯の移動にともなう痛みが生じているときは、食事にも注意が必要です。咀嚼時に矯正器具や歯に負担をかけるため、痛みが悪化する可能性があります。

ワイヤー矯正で痛みが生じた場合の対処法

矯正中の痛みは避けられないものですが、正しい方法で対処することで負担を軽減することは可能です。
以下では、ワイヤー矯正で痛みが出たときの対処法についてご紹介します。

患部を冷やす

保冷剤をタオルなどに包んで頬の外側から患部に当てたり、氷を口に含んだりすることで、炎症や腫れによる痛みを和らげることができます。特に歯の移動にともなう痛みに効果的です。

鎮痛剤を服用する

痛みが強い場合は、市販の鎮痛剤の服用も検討しましょう。ただし、頻繁に服用すると、歯の移動スピードが遅くなることがあります。
鎮痛剤を使用する際は、歯科医師に相談することをおすすめします。

矯正用ワックスを使用する

矯正器具による痛みがある場合は、矯正用ワックスを使って装置と口内の粘膜、舌の接触を減らしましょう。手軽にできる対処法ですが、ワックスは食事や歯磨きで外れる可能性が高いため、定期的な交換が必要です。

歯科医院で矯正装置を調整する

強い痛みが続く場合は、無理せず歯科医師に相談することも大切です。矯正装置の位置やワイヤーを調整することで、痛みを改善できることがあります。また、鎮痛剤を処方してもらうことも可能です。

ワイヤー矯正による痛みは一時的なものが多く、過度に心配する必要はありません。痛みが強い場合は、本コラムでご紹介した対処法で軽減を図りましょう。それでも改善しない場合は、早めに歯科医師にご相談ください。

 

Q1:ワイヤー矯正よりも痛みの少ない矯正方法はありますか?
A1:はい、マウスピース矯正があります。ワイヤー矯正よりも歯の移動スピードが緩やかで、口内を傷つけにくいため、痛みが少ないとされています。

Q2:ワイヤー矯正の痛みを悪化させる行為はありますか?
A2:はい、あります。硬い食べ物を食べたり、装置を手や指で触ったりすることは控えましょう。食いしばりや歯ぎしりなどの癖がある場合も痛みが出やすいため、注意が必要です。

最新記事

カテゴリー

月別アーカイブ